宅配ボックス - お役立ち情報 -

宅配ボックスは設置後に移動できる?【よくある質問に回答】


「一度設置したら動かせない?」という不安に答えます

「とりあえず置いてみたけど、やっぱり場所を変えたい」「退去後に撤去して再利用したい」
宅配ボックスを設置した後で“移動できるかどうか”を気にする方が増えています。この記事では、宅配ボックスの種類別に移動可否・注意点・費用などを解説し、よくあるトラブルや代替策まで網羅します。

結論:多くの宅配ボックスは「移動可能」です

機械式の置き型タイプであれば、基本的に再設置や位置変更が可能です。アンカー固定されていても、撤去や再設置は比較的容易です。ただし、埋込型・電気配線付きタイプの場合は移動に追加費用や専門工事が必要となるため、事前の確認が重要です。

タイプ別|移動の可否と注意点

タイプ 移動可否 注意点
機械式・置き型 ◎(容易) アンカーを外せばOK。再固定が推奨。
機械式・埋込型 △(可能だが手間) 設置面の加工が必要。撤去跡に注意。
電気式・屋内タイプ ○(条件付き) 配線工事の再設定が必要。電源の有無も確認。
電気式・屋外一体型 △(業者必須) 重く設置工事の手間大。屋根設計との兼ね合いも。

移動を検討する場面とその理由

  • 共用部に違和感がある → 入居者の動線を見直したい
  • 雨ざらしになる → 屋根付きエリアに動かしたい
  • 盗難やいたずらが不安 → 防犯カメラの近くに設置したい
  • 建物のリフォームや塗装工事 → 一時撤去したい

こうした場面では早めの対処と事前相談がポイントになります。

実際のトラブル事例とアドバイス

事例1:アンカー固定を忘れて倒壊

管理会社が「とりあえず置くだけ」で設置した宅配ボックスが強風で転倒。通行人への接触事故になりかけたケースも。移動しやすさを重視するなら、簡易固定+補強材など、安全対策は忘れずに。

事例2:電源が足りず再設置不可に

電気式を屋外に設置したが、新たな場所に電源コンセントがなかったため、再設置が断念されたケースも。事前に電源確保や防水設備を確認しましょう。

移動費用の目安と対応業者

  • 簡易移動(アンカー外し→移動)…5,000〜15,000円程度
  • 電気式+再配線含む移動…20,000〜50,000円以上
  • 埋込型の撤去・再施工…30,000〜80,000円

※参考価格。ナスタ、パナソニック、ヨドコウなど各社で異なります。

Q&A:宅配ボックスの移設に関するよくある質問

Q1:自分で動かしてもいい?

置き型であれば可能。ただし再固定を怠ると事故や故障の原因になるため、基本的には業者への依頼がおすすめです。

Q2:引越し先に持っていける?

はい、特に置き型は再利用可能です。ただしマンション・アパートでは設置許可を管理会社に確認する必要があります。

Q3:移動した後も保証は継続する?

メーカー保証が「設置業者指定」の場合、非正規の移設で保証外になる可能性があります。説明書や保証書を事前に確認しましょう。

まとめ:設置後の移動も想定した“柔軟な導入”を

宅配ボックスは設置後も状況に応じて移動・再利用が可能です。ただし種類や設置条件によっては手間やコストが発生するため、導入前に「将来の移動」を見据えた選定が大切です。
これから設置を検討される方も、すでに設置済みの方も、柔軟に対応できる宅配ボックス活用を意識していきましょう。

  • 宅配ボックス月額5,500円〜
  • 宅配ボックスお試しキャンペーン:本体価格・工事費・運搬料・保証金、すべて完全無料!
  • 宅配ボックス保守契約3,300円〜。毎月点検に伺います。